○足底腱膜炎

【総論】

足底腱膜炎とは、足の裏、カカト(踵骨)の部分に痛みや炎症が生じていること。


足底腱膜とは、カカト(踵骨)内側突起部から起こり前足部に及ぶ厚い靭帯で、足底のアーチを保つのに重要な役割を担っている。


その足底腱膜の踵骨の付着部が何かしらの原因より痛みや炎症が生じ、足をつく動作で痛みが誘発される。

足底腱膜炎はスポーツ障害に含まれるが、一般の中年以降にも誘発なく生じることも多い症状である。

【好発スポーツ】

ランニングやジョギングなどの繰り返し足をつく動作をする競技。


また、誘因なく起床直後の歩行開始より一過性に出現することもある。


【症状】

足底腱膜の踵骨付着部に歩行時に刺すような痛みが生じ、足底の内側に沿う、疼痛も認められる。

起床直後の歩行開始に強い痛みを自覚し、ある程度歩行後には痛みの減少や消失することもある。


X線像で踵骨棘が認められる場合があるが、症状とは直接的な関係はなく、炎症や慢性的な負荷のの結果、骨棘が生じていると考えられる。