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グロインペイン症候群

【総論】

グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)とは、簡潔に説明すると「鼠径部周囲に痛みが生じている」と言う意味の症候群。


厳密に細分化すると、恥骨結合炎、大腿内転筋付着部炎、大腿直筋炎、腹直筋付着部炎、腸腰筋炎、鼠径ヘルニア(スポーツヘルニア)などになる。


しかし、鼠径部は、恥骨結合、股関節、骨盤、そして複数の筋肉が密接に関わっているため、限定することが難しく、総称としてグロインペイン症候群と言われている。

 

西洋医学的には、過度の使用や繰り返し動作による鼠径部への肉体的ストレスが原因と考えられている。(あくまで一要因であって、それだけが原因ではない。)

 

このグロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)は、スポーツ選手、特にサッカーに多い症状で、有名な選手では、元プロサッカー選手の中田英寿氏やジネディーヌ・ジダン氏など、引退の一要因になった症状とも言われている。

 

【好発スポーツ】

サッカーが最も多く、その他に陸上競技などの走る競技、ウエイトリフティングなどの脚力や腹筋を使う競技、ラグビー、ホッケーなどのタックルする競技に生じやすい。

【症状】

症状は、股関節前面、特に鼠径部周辺に自覚する運動痛や圧痛。

厳密な部位は、関与している筋によりさまざま。


場合によってはそこから放散する痛みの広がりもあり、ひどい場合は自発痛になることもある。


また、症状が出ている側の股関節の可動域の減少、鼠径部周辺の筋の過緊張や筋力低下も多くみられる。


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